貼り箱製品

貼り箱は紙素材の柔らかな手触りにより、高級感を演出したいアクセサリー・宝石類・化粧品・洋菓子・文具・ネクタイ・衣料品など、様々な商品に用いられます。贈答用・進物用の高級パッケージとして、デパート・百貨店などの量販店での陳列商品としても、貼り箱はよく用いられます。

フタ身式 フタと身が別体の一般的形状の貼箱 進物箱として最適 身に商品を入れ、上から別部品のフタを被せるタイプです。

印籠式 身に別体の段のある高級タイプ 高級な進物箱として最適 身がベースと内張の貼り合わせになっていてその内張が出ている分、フタとの噛み合いが強い高級タイプです。

貼り箱とは？

指輪やブレスレットなどのジュエリーや、化粧用品など、高級感が必要な商品を入れるのに最適な紙製の貼り箱です。
芯となるボール紙に、表面紙を貼り付けますので、艶消しやプレスコートによる光沢、エンボスなどの表面加工をすることで多種多様な印象を与え高級な貼り箱にすることが出来ます。中身によりオリジナルなタイプの貼り箱をご提案いたします。

貼り箱の主な形状

貼り箱は高級感が必要な進物箱やギフト箱として様々な形状・サイズで幅広く用いられています。そのため形状やサイズも多岐多様に渡っています。

	正方形タイプ 1辺約10cmでアクセサリーなどに 正方形形状で、高さは5cmほどの貼り箱サンプルです。大きさにゆとりがあります。
	小型正方形タイプ 1辺約5cmでジュエリー・宝石用に 正方体形状で小型の貼り箱サンプルです。小さい箱なので、小さなジュエリーなどに最適です。
	細長直方タイプ 細長い形状でネクタイなどのギフトに 細長い形状で奥行きがありますので、ネクタイのような細長い商品に最適です。

貼り箱のサイズと製造ロット

一辺50mmくらいの小型なものから、ネクタイなどに用いられる400mmほどまで（高さは80mmほどまで）の間で作成可能です。用途に応じて自由なサイズの指定が可能です。
製造ロットは手貼り製造では200個から、機械製造の大ロットまで可能です。
別注印刷の原紙をご希望の場合は、最低ロットは1000個からになります。

貼り箱の表面紙素材

貼り箱は、ボール紙の芯紙に特殊な化粧紙を表面紙として貼り付けて作成されることが大半です。しかし表面紙の中には本革や和紙などの自然素材や高機能なものもあり、用途やコストに合わせて選択することが可能です。

	タント紙 繊維的手触りの一般的貼り箱 少しざらざらした手触りの高級紙で、貼り箱によく用いられます。
	シボ目エンボス紙 小さなシボの高級貼り箱 シボ目のエンボス加工（シボ加工）の高級感ある紙です。
	皮調エンボス紙 本皮風の高級タイプ貼箱 硬質な紙に本皮風のシボ目を施した高級感ある用紙です。
	木目調エンボス紙 細かな木目風の高級貼り箱 硬質な紙に木目風のシボ目を施した高級感ある用紙です。
	模様印刷紙例 マーブル（大理石）風のなどの模様印刷紙 表面紙に印刷を施した紙を用いて模様を表現できます。
	コート紙 ラミネート加工を施した光沢タイプ ラミネートフィルムを貼った表面紙の使用も可能です。

貼り箱と緩衝材の組み合わせ

商品を入れるときに、緩衝剤として紙パッキンやウレタン、スポンジ、紙製の台座などをカラーコーディネートして使用することで、商品本体・貼り箱・緩衝材が一体となった統一感と高級感に満ちたパッケージにすることも可能です。

	紙パッキン例 ふわりとした紙製緩衝材 紙を細長く切ったパッキンを緩衝材として用いられます。様々な色の紙があります。
	スポンジ例 ふんわりしたスポンジ製緩衝材 いろいろな材質のスポンジを箱のサイズに合わせて型抜きし、緩衝材として用いられます。
	型抜き紙仕切り例 商品に合わせて、型抜きした、中仕切り 厚紙を型抜きして緩衝材として入れることも可能です。

貼り箱のオリジナリティー演出（特殊形状）

中身となる商品の訴求力を高めるために、素材やデザインを吟味することはもちろんですが、さらなるオリジナリティーを演出するために、表面にオリジナルの企業ロゴやブランドロゴを入れることも可能です。さらにゴールドやシルバーの箔押しをすることで高級感をより高めることも可能です。印刷や箔押しの場合は別途型代が必要となります。
トータルパッケージングを専門とする当社では、お客様のご要望に応じ、最適な形状演出をご提案いたします。

	箔押し印字 商品名などの文字を入れて、訴求力アップ あまり複雑でない各種文字を浮き立たせることが出来ます。商品名やブランド名を訴求することができます。
	オフセット印刷 商品名などの文字を入れて、訴求力アップ カラー印刷にて。商品名やブランド名を訴求することができます。